木の上で絵本 memo

あんな1冊、こんな1冊。忘れないようにメモメモメモ。

4月まとめ 1

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1ヶ月30冊を目標にしたら、こんなに読んじゃった…

ちょっと抑えたい気持ちが強い。

めいっぱい借りるからいけないのよね…><

 

 

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:50冊
読んだページ数:3464ページ
ナイス数:1752ナイス


おかあさんだものおかあさんだもの感想
色使いが優しくて可愛い。これは胸に来る。子供ではなく母親のための絵本。こと細かに思い出します、あの日のこと。(こんなに優雅ではなかったけど…w)明日からも頑張ろうと思える一冊。
読了日:4月3日 著者:サトシン


オレゴンの旅オレゴンの旅感想
うおお…深い。絵本だけど大人に響く。『ぼくはくまのままでいたかったのに』を思い出したけど、こっちのほうが静かでより大人向き。(両方好き) だんだんと心が開放されていくふたりの描写が素晴らしい。ラストカットが最高。見返しにオレゴンから続く新たな地名が。“ぼく”はロサンゼルスに向かったのかしら?
読了日:4月3日 著者:ラスカル


もじゃもじゃペーター (ほるぷクラシック絵本)もじゃもじゃペーター (ほるぷクラシック絵本)感想
なにこれ!癖になる~!ww せなけいこさんが子供の頃大好きだったと知って読んでみた。最初見たとき絵が怖かったけれど、慣れると面白い。ハンスの流れるカバンがツボw のんびり牧歌的なのにブラックな話も多々。マザーグースに似ているかも。せなけいこさんの源流を見た。シュールで笑えるしつけ絵本。?
読了日:4月3日 著者:ハインリッヒ・ホフマン


ルピナスさん―小さなおばあさんのお話ルピナスさん―小さなおばあさんのお話感想
女の子の横顔で『わたしは生きてる さくらんぼ』と同じ画家(バーバラ・クーニー)さんだと気付く。儚げで優しく、神秘的。おじいさんの家に飾ってあった南の島と嵐の帆船の絵が、晩年のルピナスさん宅に飾られている。藤の椅子、猫、多分おじいさんの写真、そしてアリスに受け継がれる言葉。色についてのあとがきも面白い。花ゲリラ…wと思わないこともないけど、小さなおばあさんの人生の物語は美しい。
読了日:4月4日 著者:バーバラクーニー


くまのビーディーくん (世界の絵本)くまのビーディーくん (世界の絵本)感想
版画。雪山に残る足跡、ほらあな、モノトーンが効いている。バリバリ行動するビーディーくんが可愛い。自分の心地良い居場所、本当に大切なものは何か、小さい子にも分かりやすく教えてくれる。
読了日:4月4日 著者:ドン=フリーマン


ありこのおつかい (日本傑作絵本シリーズ)ありこのおつかい (日本傑作絵本シリーズ)感想
『絵本作家のアトリエ』より、読んでみたいと思った作品。ありこカワイイ~(*´∀`)/// ばかあ!で笑って、繰り返しにまた笑う。くまのおかあさんが、皆をちゃんと叱るおかあさんで良かった。わいわいご馳走を食べるシーンが幸せ。ありこのおばあちゃんが、ちゃんとおばあちゃんだと分かるのが凄い。中川宗谷さんはぐりとぐらの作者、中川李枝子さんとご夫婦だそうで(知らなかった!)。前述の、動物わいわいご馳走シーン、何だか似てて微笑ましい。
読了日:4月4日 著者:なかがわそうや


くじらの歌ごえくじらの歌ごえ感想
絵が綺麗、絵が綺麗、絵が綺麗。さらに訳も角野栄子さんだし、題名もドキドキするのに、何だろうこの不完全燃焼さ。起承転…“結”が無い感じ。フェデリックおじさんの人生に何があったのかが気になるw(暗に調査捕鯨日本?)
読了日:4月4日 著者:ダイアンシェルダン


みどりの船 (あかねせかいの本)みどりの船 (あかねせかいの本)感想
わー!いいなぁ!こんな大人が近くにいたら子供は嬉しいだろうなぁ。物語には書いてないけれど、きっと船長はトリディーガさんの旦那さん。船を作ったのも旦那さん。(←私の想像) 嵐にあう船の絵が一番好き! 終盤、だんだんと大人達が絵に出てこなくなるのが切ない。でもラストカットはあの夏のまま。時が経っても、子供の心に豊かな思い出として残るのだろう。
読了日:4月4日 著者:クェンティンブレイク


ビロードのうさぎビロードのうさぎ感想
うわぁあ…!!良かった…!!最後幸せになれて良かった( ;∀;)妖精の美しさ、生まれたうさぎの愛らしさ、絵が綺麗。酒井駒子さんの絵本は『赤い蝋燭と人魚』が好きで持っていますが、ちょっぴり物悲しいお話に合いますね。ビロードのうさぎの心がピュアで、泣きそうになりました。おもちゃというのは儚いものなのですね。少しでも大事にしてあげなくちゃ。
読了日:4月4日 著者:マージェリィ・W.ビアンコ


ぐりとぐらとすみれちゃん (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)ぐりとぐらとすみれちゃん (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)感想
あはは豪快(* ̄∇ ̄)ノかぼちゃ割るシーンw すみれちゃんのうつむき顔が可愛い。“あまい ぽくぽくの かぼちゃ”すごく美味しそう。作物を育てるところ、料理するところ、食べるところ。暮らしに密着しているのが、ぐりとぐらの人気の秘密だと思う。皆でわいわい美味しいものを食べる。これが一番、平和で幸せ。
読了日:4月5日 著者:なかがわりえこ


きんのたまごのほんきんのたまごのほん感想
絵が綺麗で凄く華やか。各ページが卵形のフレームになっており、外側に花が咲き乱れている。眺めているだけでうっとり。ストーリーも素敵。小さい男の子が収納?されていて笑ったwうさぎちゃんが卵に手荒なことをしてヒヤヒヤしますが、子供ってこんな感じかな。やり返されるのも面白い。年長娘が読後一言。「これ水色の卵なのにね。なんで『きんのたまごのほん』なんだろう?」…あ、本当だ。水色だね(°▽°)ほら、こう…素敵な卵だから金って言ってんじゃないかな…?(もにゃもにゃ …ごめん分かんない!誰か教えてください!( ;∀;)
読了日:4月5日 著者:マーガレットワイズ・ブラウン


きれいですごい!  鳥 (生きものびっくりシリーズ)きれいですごい! 鳥 (生きものびっくりシリーズ)感想
これオススメ!!“きれいですごい本”!!これ読んだら鳥に惚れます。スズメ可愛いよスズメ~♪
読了日:4月6日 著者:


はらぺこあおむし (ミニエディション)はらぺこあおむし (ミニエディション)感想
memo/小一娘が弟に読む
読了日:4月11日 著者:エリックカール


わたしのおうち (あかね創作えほん 8)わたしのおうち (あかね創作えほん 8)感想
ケンカで泣かれたら、弟のいないところに逃げろ逃げろに笑った。私も弟がいたから分かるわ~( ´∀`)怒られるのはおねえちゃんなのよね。想像で動物達と遊ぶのも面白いけど、やっぱり誰かと一緒がいいね。段ボールの中でビスケット食べる二人が可愛い。うちの子も一姫二太郎。この本買おうかな~
読了日:4月12日 著者:神沢利子


のろまなローラー(こどものとも絵本)のろまなローラー(こどものとも絵本)感想
『絵本作家のアトリエ1』にて、山本忠敬さんが『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』から乗り物が走る前傾姿勢のテクニックをつかんだとあった。まさにその方法で速い車たちが描かれていて、ローラーののろまさが際立っている。面白い。平面的なデザインのイラストも好き。内容はうさぎとかめ…じゃないけれど、マイペースに自分の仕事をするローラーにラスト皆が感謝するところが良い。…蛇足ですが、最近ロードローラーって見ないですよね?大掛かりな道路工事は夜中にやってるイメージ。本物が見たいなぁ。
読了日:4月12日 著者:山本忠敬


とらっくとらっくとらっく(こどものとも絵本)とらっくとらっくとらっく(こどものとも絵本)感想
わーこれは男の子喜びそう!山本忠敬さんつながりで読んだけれど『のろまなローラー』より車が写実的。土埃やオイルの匂いがしそうな絵。そしてトラック自体にキャラはなく、どちらかというと運転手のおじさんが主役?wローラーもちゃんといました^^見てたらトミカで遊びたくなるなぁ♪
読了日:4月12日 著者:山本忠敬


しょうぼうじどうしゃじぷた(こどものとも絵本)しょうぼうじどうしゃじぷた(こどものとも絵本)感想
山本忠敬さんといえば!ですよね。なんだかストーリーが『のろまなローラー』に似てる…でも、作者は『とらっく とらっく とらっく』の渡辺茂男さん。不思議w ちびっこが頑張って活躍する様子を、ちびっこが見て喜ぶんでしょうね^^ 主要な消防士さん以外の人間が白い(色が塗られていない)のが面白い。消防署を見るたびに(じぷたいないかな~)と探してしまうのは、私だけじゃないはず!!
読了日:4月12日 著者:山本忠敬


14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)感想
児童書コミュでおすすめして貰った1冊。“さむいふゆ”とありますが、冬の寒さよりも暖かそうなおうちでの団欒シーンが印象に残り、とっても素敵。光の表現が綺麗。ろうそくの明かりに照らされて出来る影や、オレンジ色に包まれて、ストーブの熱までもが伝わります。そして、オレンジの世界から一転、白銀の雪の美しさ!雪は描くのが難しいのに、もふっと積もってる様が本物そっくり!あと、くんちゃんととっくんがかーわいい///とっくんトラック、良いな~♪細々登場する生き物も探して楽しいし、改めて素晴らしい絵本だなぁと感じました。
読了日:4月14日 著者:いわむらかずお